男性器の悩みの一つ真性包茎とは?
包茎は多くの男性の悩みやコンプレックスになる症状で亀頭部分が露出していない状態を包茎と呼び、仮性包茎と真性包茎の2つに分類が行われます。
仮性包茎も真性包茎もいずれも悩みになる状態ですが、仮性包茎は自ら包皮を下げるなどして亀頭部分を露出させることができますが、真性包茎はそれができないなどの違いがあります。
仮性包茎は自力で治せるイメージがあるけれども、真性包茎は包皮を剥くことができないので自力では無理、このようにイメージする人も多いといえます。
ちなみに、真性包茎は包茎の中でも最も重症な状態などのようにいわれることもあるのですが、包皮の径が狭いことや包皮と亀頭が癒着しているなど状態には個人差があります。
仮性包茎のように自然治癒することは考えにくく手術で余計な包皮を切除するなどの治療法で行うのが一般的です。
なお、癒着原因の真性包茎の状態で無理をして亀頭を剥こうとすると亀頭から出血することもあるなど注意が必要です。
真性包茎の悩みにおける弊害について
真性包茎の状態は、周囲にいる人々に話せない悩みを抱えているケースが多いので、温泉に出掛けることができないなどのコンプレックスを持つケースも少なくありません。
真性包茎の主な弊害には、亀頭の成長不良や鬼頭周辺の汚れ(歯垢)の蓄積、亀頭包皮炎のリスクが高いなどが挙げられます。
必ずしも手術が必要とはいい切れないのですが、成長期を迎えている高校生など10代男性の場合は、包皮や鬼頭部分が変化して剥けるようになることもあるようです。
なお、真性包茎は自力で治せるのか、このような疑問を持つ人も多いかと思われますが、無理に包皮を剥こうとするとカントン包茎と呼ぶ症状になることもありますし、包皮と亀頭が癒着している状態では皮を剥こうとすると痛みを伴うなど自力で行うことは危険です。
ちなみに、カントン包茎は包皮が元の状態に戻らなくなる症状で、亀頭部分を強く圧迫するなどからも自力で何とかしようなど考えるのではなく病院での手術を検討されることをおすすめします。
まとめ
真性包茎は包皮が亀頭を覆っている状態で、包皮を剥くことができない症状です。
無理をして皮を剥こうとすると痛みを伴うだけなく、ある程度剥いた状態から元に戻らなくなりカントン包茎の症状に移行する可能性も高めです。
カントン包茎は、包皮口部分が狭いのにも関わらず無理やり皮を剥いたために亀頭および包皮の血行障害が起きるものです。
これをそのまま放置していると陰茎への血流が悪くなり壊死することもあるなど自力でやることは避けるなどが大切です。